特定求職者雇用開発助成金　発達障害者・難治性疾患患者雇用開発コース

第493号　助成金情報　「特定求職者雇用開発助成金（発達障害者・難治性疾患患者雇用開発コース）」

投稿日 : 2022年3月22日最終更新日時 : 2022年3月19日投稿者 : ido カテゴリー : 会社設立岐阜・名古屋　助成金情報

文責　特定社会保険労務士　長谷部

特定求職者雇用開発助成金（発達障害者・難治性疾患患者雇用開発コース）

ひまわり事務所の助成金申請数の中では、大変多いご依頼を頂いております特定求職者雇用開発助成金には、下記の6コースがあります。

特定求職者雇用開発助成金の種類

(1)　特定就職困難者コース
(2)　生涯現役コース
(3)　被災者雇用開発コース
(4)　発達障害者・難治性疾患患者雇用開発コース
(5)　就職氷河期世代安定雇用実現コース
(6)　生活保護受給者等雇用開発コース

前々回・前回と、上記の6コースのうち、特定求職者雇用開発助成金（特定就職困難者コース）と特定求職者雇用開発助成金（生涯現役コース）をご紹介しましたので、今回は、特定求職者雇用開発助成金（発達障害者・難治性疾患患者雇用開発コース）をご紹介します。

特定求職者雇用開発助成金（発達障害者・難治性疾患患者雇用開発コース）の概要

特定求職者雇用開発助成金（発達障害者・難治性疾患患者雇用開発コース）とは、障害者手帳を持たない発達障害者や、難病患者をハローワーク等の紹介により継続して雇用する労働者（雇用保険の被保険者）として雇い入れる事業主に対して助成し、雇用と職場定着を促進する制度です。

特定求職者雇用開発助成金（発達障害者・難治性疾患患者雇用開発コース）の対象労働者

特定求職者雇用開発助成金（発達障害者・難治性疾患患者雇用開発コース）の対象となる労働者は、下記の要件を満たした人です。

特定求職者雇用開発助成金（発達障害者・難治性疾患患者雇用開発コース）の対象労働者　

・　障害者手帳を持たない発達障害又は難病のある方
(例)　発達障害は自閉症、アスペルガー症候群等、難病は関節リウマチやクローン病等、指定された疾患
・　雇い入れ時点で満65歳未満の方

特定求職者雇用開発助成金（発達障害者・難治性疾患患者雇用開発コース）の支給額

特定求職者雇用開発助成金（発達障害者・難治性疾患患者雇用開発コース）は、雇い入れから6ヵ月経過後に支給申請ができます。
また半年ごとに最高で4期申請可能です。
特定求職者雇用開発助成金（発達障害者・難治性疾患患者雇用開発コース）の具体的な支給額は下記の通りになります。

雇い入れ後はご病気に応じた雇用環境等への配慮が必要になりますので、雇用管理事項報告書や医師の診断書を添付して支給申請します。