第316号 岐阜ひまわり事務所の助成金情報です。

今回は、テレワークに取り組む事業主が受給できる、時間外労働等改善助成金(テレワークコース) についてです。

助成金は融資とは異なり、返済不要のお金をもらうことができますから、上手に利用しましょう。

時間外労働等改善助成金(テレワークコース)

時間外労働等改善助成金(テレワークコース)の概要

労働時間等の設定の改善及び仕事と生活の調和の推進のため、在宅またはサテライトオフィスにおいて就業するテレワークに取り組む中小企業事業主に対して助成されます。

時間外労働等改善助成金(テレワークコース)の対象事業主

次の①または②に該当する中小企業事業主
① テレワークを新規で導入する中小企業事業主
(試行的に導入している事業主も可)
② テレワークを継続して活用する中小企業事業主
(過去に本助成金を受給した事業主は、対象労働者を2倍に増加してテレワークに取り組む場合に、2回まで受給が可能)

時間外労働等改善助成金(テレワークコース)の助成内容

以下のいずれか一つ以上実施することが受給の要件になります
① テレワーク用通信機器の導入・運用
② 保守サポートの導入
③ クラウドサービスの導入
④ 就業規則・労使協定等の作成・変更(テレワーク勤務に関する規定の整備)
⑤ 労務管理担当者や労働者に対する研修、周知・啓発
⑥ 外部専門家による導入のためのコンサルティング

時間外労働等改善助成金(テレワークコース)の成果目標

① 評価期間に1回以上対象労働者全員に、在宅またはサテライトオフィスにおいて就業するテレワークを実施させる。
② 評価期間において対象労働者が在宅またはサテライトオフィスにおいてテレワークを実施した日数の週平均を1日以上とする。
③ 労働者の年次有給休暇の年間平均取得日数を前年と比較して4日以上増加させる又は月間所定外労働を前年と比較して5時間以上削減させる。

時間外労働等改善助成金(テレワークコース)の支給額

対象となる経費(謝金、旅費、設備費、機械装置等購入費等)の合計額×補助率
(上限あり)
○ 成果目標の達成→4分の3
(1人あたりの上限額20万円、1企業当たりの上限額150万円)
○ 成果目標未達成→2分の1
(1人あたりの上限額10万円、1企業あたりの上限額100万円)

時間外労働等改善助成金(テレワークコース)の流れ

① 時間外労働上限設定の取り組みを実施する前に事業実施計画提出

② 取り組み実施

③ 支給申請

時間外労働等改善助成金(テレワークコース)の問い合わせ先

時間外労働等改善助成金(職場意識改善コース)の詳細は、
ひまわり事務所 助成金申請課 長谷部まで

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